海水魚の寄生虫、火を通せば死ぬ?魚を安全に食べるには熱湯が有効

寄生虫は、魚の内臓やエラ、体表など様々なところに寄生しています。かなり種類が多く、海水魚にもたくさんの寄生虫がいます。生きたまま人の体内に入ると、悪影響を及ぼす種類もいますので、主な種類と予防法をご紹介します。

 

 

??アニサキス
サバ、イカ、サケ、アジ、タラなど、他にもかなり多くの魚に寄生しています。
主な症状 : 激しい腹痛と下痢、吐き気や嘔吐
予防方法
凍結 : -20℃で24時間以上
加熱 : 60℃で1分以上または、70℃以上で瞬時に死にます。

 

??シュードテラノーバ
アンコウ、タラ、イカ、ホッケ、マンボウなど
症状や予防方法は、アニサキスと同じです。

 

??旋尾線虫
ホタルイカ、スケトウダラ、ハタハタ、スルメイカなど
主な症状 : 腸閉塞症、皮膚跛行症(皮膚の下で寄生虫の幼虫が移動する際に生じる症状)
予防方法
凍結 : 内臓を取り除いた後に-30℃で4日以上、または-40℃で40分以上
加熱 : 沸騰したお湯に入れて30秒

 

??日本海裂頭条虫
サケ、マス(特にサクラマス)など
主な症状 : 下痢や腹部膨満感などの軽い消化器症
予防方法
凍結 : -20℃で24時間以上
加熱 : 60℃で1分以上

 

??クドア・セプテンプンクタータ
ヒラメ
主な症状 : 数時間後に下痢や嘔吐の症状が発生し、比較的早く回復します。
予防方法
凍結 : -20℃で4時間以上
加熱 : 75℃で5分以上

 

 

この他にもたくさんいますが、寄生虫のほとんどは熱に弱く、加熱調理する事によって安全に食べる事が出来ます。
しかし、刺身や寿司など生食で食べる場合は一旦凍結させた方が安心です。酢やワサビでは死にません。お店で売っている刺身やイクラなどで一旦冷凍した物が多いのは、鮮度を保つ以外に寄生虫を殺すという理由があるのです。
家庭用の冷蔵庫にある冷凍庫は、ほとんどが-18℃になっているので、温度調節を強にする事により対応出来ます。
しかし、旋尾線虫においては-30℃となっているので、家庭の冷凍庫では急速冷凍機能などがついていて、かなり温度が下がる物でしか対応する事は難しいので、家庭では加熱調理した方が安全です。

 

そして重要なのが、凍結や加熱前に使用した調理器具も、熱湯をかけるなどの対応が必要です。

 

完全養殖であれば、比較的寄生虫の被害は少ないそうです。
スーパーで売っている魚にも、新鮮な魚であれば寄生虫がいる事はもちろんあります。凍結処理済みの生食用以外は、寄生虫の危険があるため加熱調理した方が安全です。

 

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踊り食いや、素人が釣り上げてその場でさばいて食べると言うのは、実はとても危険だと言う事ですね。

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