海の満潮干潮の謎。月の引力と地球にかかる遠心力が関係していた!

潮干狩りは、潮が引いている時に出来る干潟で行います。このように、海には潮の満ち引きがあります。

 

 

??満潮と干潮??
水が増えて水位が上がっている時を『満潮』と言い、逆に水が減って水位が下がっている時を『干潮』と言います。
この潮の満ち引きには、大きく月の引力と地球にかかる遠心力が関係しています。

 

遠心力について
月と地球は共通の重心を軸として、約1ヶ月かけて1回の円運動を行なっています。万有引力により月と地球は引き合っていますが、その円運動により遠心力が生じるため距離が一定に保たれているのです。

 

月の方角に面している地表では、月の引力により海面が上昇し、その反対側の地表も、遠心力により海面が上昇するのです。極端に言えば、楕円形のような形に引き延ばされるのです。そして、膨らんでいる場所では満潮、引き延ばされ平らになった場所が干潮という事です。

 

このように、月や太陽など他の天体の引力によって生じる力を『起潮力』と言います。

 

地球は自転しているので多くの場所では1日に2度この満ち引きが現れます。

 

 

??大潮と小潮??
地球と太陽の間でも同じような起潮力が生じています。(太陽までの距離がかなり遠いため、月による起潮力の半分程の力だと言われています)

 

地球に対し、月と太陽が直線上に並ぶ(新月と満月の)時には、起潮力の方向が重なるため潮位差が大きくなり、この時を『大潮』と言います。

 

そして地球に対し、月と太陽が直角になる(半月の)時には、起潮力も直角になり互いに力を打ち消す形になるため潮位差は小さくなり、この時を『小潮』と言います。

 

しかし、日本海側ではあまり潮位差が見られません。その理由は、向かい側に大きな大陸があり、巨大な湾のようになっているからです。ですが、同じような瀬戸内海では非常に大きな潮位差が見られます。
その違いは水深にあり、湾のようになっていて水深が深い場所では、潮位差にあまり変化がありません。しかし、湾のようになっていても水深が浅い場所では特に潮位差が目立つのです。

 

海の水深は何メートルある?有人深海潜水艇の記録はマリアナ海溝10911m

 

このように、地域や時期によっても潮位差は様々です。潮汐表やタイドグラフを確認する事によって、各地の満潮や干潮の時間や予測水位などを事前に知る事が出来ます。最近では、マリンスポーツ用に腕時計にもタイドグラフが取り入れられています。
朝は砂浜だった所も昼には海に沈んでいたりするので、危険がないよう参考にしたいですね。

スポンサードリンク

ホーム RSS購読 サイトマップ