南極クマがいない理由はパンゲア超大陸の分裂?寒さに適合できない?

北極圏にはホッキョクグマがいます。

ホッキョクグマは陸上最大の肉食動物で、北アメリカ大陸の北部やユーラシア大陸の北部といった北極圏の沿岸域に生息しています。
陸棲の動物ですが、海での活動を得意としています。時速5?10q/hの速さで一度に50q以上は泳ぐ事が出来、連続で9日間、687qを泳いだという記録もあります。
ヒグマに近い
生き物ですが、ヒグマに比べると頭は小さく、頭骨や肩の隆起が少なく首は長くなっています。これにより、全体的に流線型に近い形をしており、泳ぐ場合に抵抗が少ない体型をしています。
また特徴的な白い毛は、反射により白く見えていますが実際は透明で、中が空洞になっており熱を蓄積する役目を果たしている他、海の中では浮力を発揮します。太陽熱を妨げる事なく皮膚へ届ける事ができ、また白く反射する事で雪の中では保護色となる為、獲物に気付かれにくいといった利点があります。

 

 

このように北極圏の極寒の海に適応したホッキョクグマですが、一方の南極には南極グマはいません。
それは、南極へ渡る術が無かったからです。

 

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クマの起源は約2000万年前とされており、その化石は今のドイツで発見されています。

 

それより遥か昔の2億4700万年以前、地球上の大陸は巨大な1つのパンゲア超大陸でした。
その後大陸移動が起こり、パンゲア超大陸が分裂を始めたのです。今のオーストラリアと南極は他の大陸から離れ、南へ移動しました。
そして、クマが誕生した頃には既にオーストラリアも南極も完全に分裂し、周囲は海に囲まれていたのです。そのため、オーストラリアにも南極にもクマがいないのです。

 

また現在においても、北極圏では海が凍り氷が張るとユーラシア大陸やアメリカ大陸へ渡る事が出来ますが、南極は氷が張っても他の大陸とつながる事がありません。

 

 

 

では、ホッキョクグマを南極へ移動させたらどうなるのでしょうか。
実験によって、一時的には生きていける事が証明されています。しかしながら長期的な生息を考えた場合では、

 

・北極の平均気温は-25℃だか南極は-60℃のため、南極の寒さに適応出来ず死ぬ。
・北極のような海氷がないため餌が捕れずに死ぬ。
・南極の生態系バランスに大きな変化をもたらし、他の生き物を絶滅に追い込みつつ南極グマへと進化し、南極の頂点捕食者となる。

 

など、意見は様々です。

 

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