サンゴとは?無性生殖で種を増やす動物だった!天敵はオニヒトデ

サンゴは刺胞動物門に属する動物です。

 

一般的にサンゴと言ってイメージする岩や枝のようなものは、サンゴの骨格がいくつも繋がって出来ているものです。それがさらに広がる事でサンゴ礁が出来ています。

 

その骨格の中にいるのが、サンゴ本体です。小さな個体が多数生息しています。
サンゴの体はポリプと呼ばれる構造をしており、ポリプは海底の岩などに固着し、分裂や出芽する事によって自分のクローンを作り出す事(無性生殖)が出来ます。
受精による有性生殖も可能で、精子と卵子の入ったカプセル(同じカプセル内では受精しない)を各個体が一斉に産み、海面の波などでそのカプセルが割れ放出される事により海面受精を行う種類と、体内で受精し幼生を産みだす種類がいます。

 

受精すると、プラヌラ幼生が誕生し海を漂いながら定着場所を決め、固着します。海水中の養分を使いながら、骨格を形成すると同時に、大人のポリプへと成長していきます。

 

サンゴは触手を使い動物性のプランクトンを食べますが、中には体内に『褐虫藻』という植物性のプランクトンを共生している種類がいます。
この藻類が体内で光合成を行う事により、その栄養分がサンゴにも供給されるため、大きなサンゴ礁を作る事が出来ます。

 

褐虫藻との共生をしない種類は、動物性のプランクトンを捕食する事のみで生きています。成長に時間がかかるため、サンゴ礁を作る事は出来ません。
この種類は光合成の必要がないため、深く冷たい海底でも暮らせます。またゆっくりと時間をかけて成長するため、その骨格はとても硬く根元は簡単に折る事は出来ません。そのため、宝石などに加工される種類もあります。

 

?サンゴの天敵はオニヒトデです。オニヒトデはサンゴに覆い被さり、口から胃を出しそのまま体外でダイレクトにサンゴを消化吸収します。??サンゴの味方には、アカホシサンゴガニがいます。このカニはサンゴの枝部分などの隙間に生息しており、サンゴの出す分泌物や有機物を餌にすると同時に、サンゴを隠れ家としています。?しかしオニヒトデが来ると威嚇し攻撃をしかけます。?逃げ出して別のサンゴに移り住む事はせず、オニヒトデを排除するか自分が死ぬまで戦い続けます。????サンゴ礁の周りにはたくさんの種類の生き物が住んでいます。そのため、海の生態系に及ぼす影響は大きく、人間にとっても漁場や観光地としての利用、高波を防ぐための自然の防波堤など多くの役目を果たしています。

 

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